いざ捨てようと思っても、一体何ゴミで出したらいいのやら?捨て方のわからないモノ、包丁、化粧品、マニキュア、CD、家電製品、パソコン等たくさんありますね。
捨て方がわかりにくいモノの処分方法をまとめてご紹介します。
どうやって捨てるの?捨て方がわからないモノの処分方法とは
1.包丁等の刃物類
頻繁に捨てるモノではないけれど、いざ捨てる時に悩んでしまう包丁等の刃物類。
自治体の回収で出してOKなものですが、気を付けないとならないのは出し方です。包丁の刃の部分をしっかり保護して、回収の時にケガがないように配慮しなければなりません。
まず、包丁の刃の部分にガムテープ等を巻いて保護します。その上から段ボールや厚紙などでくるみます。2重3重に巻いて安全に配慮しましょう。
表面に注意と大きく書いて出すもの親切ですね。カッターの刃も小さいですがケガに繋がる危険があるので、しっかり梱包しましょう。
2.化粧品
化粧水、乳液、日焼け止めなどの中身は可燃ごみ、容器はプラスチックや瓶になりますので、中身を出した後にきれいに洗って分別をしましょう。
使ってみて肌に合わなかったりと、気に入るものが見つかるまで使い切れないことが多くなりがちですね。化粧水や乳液は顔よりも皮膚の厚いボディ用にしてみたり、乳液をお風呂にとかせば保湿入浴剤としても使用できますので、なるべく使い切ってから処分したいですね。
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3.マニキュア
マニキュアも化粧品同様に中身は可燃ごみで、容器の瓶はきれいに洗って分別になります。
ただし、中身が固まってしまっていると不燃ごみになる場合があります。固まりかけたマニキュアは除光液を少量マニキュアに混ぜると溶けて使用できる場合があるので、捨てる前に試してみてください。
4.CD
不燃ごみになることが多いCDですが、ゴミに出す時には分別が必要です。
紙であるアルバムの外箱と歌詞カードは可燃ごみ、プラスティックのケースとディスクは不燃ごみに分ける自治体が多くあります。必ずディスクをケースから出して回収場所にもっていきましょう。
5.家電製品
粗大ごみになることが多いので、自治体の粗大ごみの出し方に従いましょう。自治体によりますが、自治体の環境課やリサイクルセンターに電話し、回収場所に出しておく方法や粗大ごみ代金分のシール等を先に購入して粗大ごみに貼って回収場所に出す方法など様々です。
自治体によっては、例えば一斗缶サイズまでは通常の回収でOKなど条件がありますので、掃除機などは本体、ホース部分、ヘッドに分けて出すことで、そのまま持って行ってくれる可能性があります。
以前、私が家電量販店で働いていた時に、お客様に必ず買い替えかどうかを伺い、引き取りや捨てる方法のお話をさせていただき、喜んでいただけていました。
買い替えの場合は家電量販店で引き取ってもらえたり、安く処分してくれる場合がありますので、必ず古いモノの処分の話をしましょう。
6.パソコン
一昔前までは自治体のゴミ回収に出せましたが、パソコンについても家電リサイクル法が適応されるので、処分方法を確認する必要があります。
パソコンの裏にリサイクルシールが貼られている場合は、購入時にリサイクル料金を納めていることになりますので、郵送にてメーカーの回収サービスに出すことができます。
リサイクルシールがない場合は料金を納めてからの回収サービス利用になりますので、メーカーに問い合わせてみましょう。
ゴミとして捨てる以外に、家電量販店では新しいパソコン購入時に下取りをしてくれたり、リサイクルショップやプリマアプリやオークションに出品するなどの方法があります。
パソコンの処分時にはデータの消去をおこなってからにしましょう。
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7.電池
捨て方がわからず、ついつい使用済み電池をためてしまっていませんか?
電池は一般的な単三、単四等の「乾電池」、繰り返し使える「充電池」、小型家電に使われる事の多い「ボタン電池」にわかれています。
基本的には危険物として自治体の回収に出せる自治体もありますが、ボタン電池は水銀を含むので回収しない自治体もありますので、確認が必要です。
「充電池」「ボタン電池」は家電量販店にリサイクルの回収ボックスが置いてあったり、「乾電池」も少量であれば家電量販店で引き取ってくれますので、使用済みの電池類はお買い物のついでに持っていくといいでしょう。
8.スプレー缶
実は危険なスプレー缶。中にまだガスが残っていたことで焼却場で爆発を起こしてしまうという事故が多発しています。
大きな爆発になると焼却場が停止してしまい大きな影響が出る場合があるのです。
スプレー缶を捨てる時には切りのような先の鋭いモノや100均等に売っているガス抜きを使用し、風通しのいいところで必ずガス抜きをしてから捨てましょう。
まとめ
例えば、自分の住んでいる市では可燃ごみで出せても、隣の市では不燃ごみになるなど、ゴミの捨て方や分別は市や地域によって違いが出ます。
リサイクルに積極的だと数十種類と分別が細かかったり、東京都の一部では焼却炉の性能がよく高火力を出せる地域ので、プラスチックも可燃ごみに混ぜてOKなどの違いがあります。
分別の種類によっては月に1回しか回収がないものもありますので、出し忘れに注意ですね。
これはどうやって捨てたらいいのか迷う場合は市の環境課やリサイクルセンターに問い合わせてみましょう。